G’s卒業生10組が自らつくったプロダクトを発表 「GLOBAL GEEK AUDITION 2026 Autumn」の登壇者が決定


学びの集大成を6分間のプレゼンで披露
デジタルハリウッド株式会社が運営するエンジニアと起業の学校『G’s』(ジーズ)は、卒業生がプロダクトを発表するデモデー『GLOBAL GEEK AUDITION』(GGA)を、2026年11月16日(月)に東京カルチャーカルチャー(渋谷)で開催します。厳正な学内セレクションを経て、当日登壇する10組が決まりました。
今回のGGAでは、明確な課題解決力と、実際に動くプロダクトを示せることが重視されています。登壇するのは、半年間かけて自らの手でプロダクトを作り上げてきた10組です。それぞれ6分間のプレゼンで、プロダクトの中身と開発にかける想いを伝えます。

登壇する10組とプロダクト
登壇者は、出場目的を「起業」「新規事業」のどちらかから事前に明示しています。当日は前回より時間を拡大した交流会が設けられ、来場者は気になった登壇者と直接話すことができます。投資・協業・事業提携などの機会としての活用も想定されています。登壇順は以下のとおりです。
- 01.Re:Closet(リクローゼット):服の「どうしよう」を軽くするサービス。服を手軽に登録し、着用記録やAIのアドバイスをもとに「着る・残す・手放す」を自分らしく選び、無理なくクローゼット整理を続けられることを目指します。登壇者は作田美耶子さん(起業志望)。金融業界での広報業務を経て、教育業界で広報・toCマーケティングに従事し、現在はオンライン学習サービスのコンテンツ企画、企業との協業、プロモーション施策の設計・実行を担当しています。
- 02.TSUNAGU(ツナグ):不動産営業のための、LINEとつながるAI秘書。会話や商談を記憶し、リサーチ情報や物件の変化と照合したうえで、お客様に合う連絡のきっかけを検知し、LINEで商談の機会をつくります。登壇者は下山龍さん(起業志望)。リクルートでSUUMOの営業として不動産会社の販促支援に5年従事し、年間MVPをはじめ計5回の表彰を受けました。新規事業開発制度Ringでグランプリを受賞し、自ら起案したプロダクトの責任者も務めました。現在はDMM.comでAI関連の新規事業の立ち上げを行っています。
- 03.C.entry(シエントリー):個人開発のプロダクトを気軽に投稿し、応援やデバッグ報告を通じて育てるポータルサイト。投稿前にセキュリティ対策の基礎を学び、簡易診断で基礎的な脆弱性を確認できます。登壇者は福地雄士さん(起業志望)。東京工芸大学芸術学部映像学科を卒業後、テレビ番組のディレクター、映画会社宣伝部、広告代理店でのプロモーション企画を経て、現在はフリーランスとして活動しています。
- 04.ベビココ:その日の親子にちょうどよい過ごし方を提案するお出かけ支援サービス。ベビーカー利用世代に特化し、ペース・天気・月齢に合ったプランの提案から思い出の記録まで、休日をまるごと支えます。登壇者は内野太貴さん(起業志望)。大手IT企業で人事として働く4歳児の父で、エンジニア未経験からベビココを開発しました。来春のアプリ版リリースを目指して改良を続けています。
- 05.となり:症状に気づくことから、仲間に出会う日、そして必要なものが届く日まで、ばらばらだった道のりをひとつの場所で一本につなぐプロダクトです。登壇者は森浦慎也さん(起業志望)。製薬会社に勤めながらMBAを取得し、今年はプログラミングを学んでいます。ヘルスケアの現場知識、経営の視点、実装力を掛け合わせ、ヘルスケアの課題解決に取り組んでいます。
- 06.重ねる防災カルテ:報道機関の災害記事アーカイブを防災対策に活用するアプリケーション。地理・ハザード情報に過去の記事を重ね、AIとの対話で論点を整理しながら、自治体職員が地域の備えを検証し、防災計画づくりを進められます。登壇者は仙石高記さん(新規事業・PR志望)。一般社団法人共同通信社で写真映像記者として国内外の取材に従事し、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科リサーチャーも務めます。在学中から現在まで、徳島県海陽町の地域おこし協力隊として、子どもたちが地域の記憶を記録・可視化する取り組みを続けています。
- 07.Utaori — Lyric Emotion Engine(ウタオリ – リリック エモーション エンジン):楽曲・歌詞・イラストを入れるだけで動画演出が自動提案され、オリジナルのリリックビデオが最短5分で完成する、ブラウザ完結の動画制作ツール。映像出力に生成AIを使わない点を最大の特徴としています。登壇者は渡邉裕美さん(起業志望)。広島大学工学部第三類応用化学課程を卒業後、製薬・治験業界で5年間CRA・CRCとして勤務。異業種転職し、Webデザイナー/フロントエンドエンジニアとして株式会社ドワンゴのデザインセンターで大規模イベントや教育事業のサイトデザイン・実装・改善を担当しました。VTuber時代に制作したMVでTV出演の経験もあります。
- 08.えんさく 園長の作戦室:保育園・こども園の補助金と人件費の予実管理、職員配置の管理をひとつにした経営判断サービス。毎月入力することで収入・人件費率・配置の不足が揃い、園長が根拠をもって判断できます。登壇者は眞栄城玄さん(起業志望)。大学卒業後、BIG4系コンサルティングファームで業務改革に従事し、マレーシア拠点に出向。2021年からは沖縄で保育園・こども園を5施設運営する法人で副園長・園長を務めています。園長の事務を変えるためにG’sで開発を学び、「えんさく」を自ら設計・実装しました。
- 09.Agentia(エージェンティア):大学・研究機関に所属せず、実務で培った専門性を研究に発展させたい人のためのソロ・ラボ。2億件の学術文献からAI研究員が文献探索・論証構築を支援し、学術論文の作法に沿って論文作成までサポートします。登壇者は永見良介さん(起業志望)。教育・デジタル領域で約20年、新規事業開発、デジタルプロダクト開発、事業再構築に携わり、オンライン教育サービスやAIを活用した学習サービスなど複数の新規サービスを立ち上げてきました。現在は企業向けAI/DX領域の研修事業に取り組んでいます。
- 10.Own Feet Platform(オウンフィートプラットフォーム):写真からの採寸、3Dでの体形確認、車いすの自動設計、図面・カルテ出力をひとつにまとめ、一匹一匹の体形や症状にあった動物用車いすの設計・制作を実現するプラットフォームです。登壇者は山岸将大さん(新規事業志望)。九州大学大学院を修了し、動物用車いすの開発・普及に取り組む「Own Feet Project」を主宰。同活動でGOOD DESIGN NEW HOPE AWARD 2023を受賞したほか、2025年度IPA未踏アドバンスト事業に採択されるなどしています。動物介護士などの資格を持ち、各種イベントなどで普及活動も行っています。

「Why me?」から生まれたプロダクトが初めて世に出る場
GGAは、ジーズ卒業生が6か月間の学びを経て練り上げたアイデアと、それを自らの手で形にしたプロダクトを発表するデモデーです。ジーズが大切にしている「Why me?(なぜ自分がやるのか)」という問いから生まれたプロダクトが、初めて世に出る瞬間でもあります。
AIによって誰もがプロダクトを速くつくれるようになった今、問われるのは課題解決の確かさと、実際に動くプロダクトだとG’sは位置づけています。今回のGGAは、そうしたプロダクトを起点に、商談・提携・投資・採用といった本格的なビジネス共創が生まれる場を目指しています。GGA登壇者を含め、これまでの卒業生の起業数は124社、資金調達総額は197億円を突破しています(2026年10月時点)。

開催概要と G’s について
会場とオンラインを併用して開催され、いずれも予約が必要です。参加費は無料で、途中からの参加も受け付けています。
- 日程:2026年11月16日(月)16:30 開場、17:00 スタート/20:30 終了予定
- メイン会場:東京カルチャーカルチャー(東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti SHIBUYA 4階、会場定員:120名)
- オンライン観覧:YouTube Live(URLは予約者にメールで送付)
- タイムテーブル:16:30 開場、17:00 オープニング、17:10 登壇スタート(途中休憩あり)、19:20 交流会(会場のみ)/審査結果発表、20:30 終了
- 申し込み:会場・オンライン観覧ともにGGA公式ページから受付
なお、進行状況によって終了時間が前後する可能性があります。
G’s(旧G’s ACADEMY)は、テクノロジーを乗りこなし、自らの手で創ることを掲げる社会人のための教育機関です。卒業生の約80%が起業またはベンチャー就職を志望しており、これまでに124社のスタートアップが誕生、資金調達総額は197億円を突破しています(2026年10月現在)。多くの起業志望者に対応するため、最大500万円までの投資が可能なインキュベート機関「D ROCKETS」も設立しています。運営母体であるデジタルハリウッド大学は、経済産業省の「令和7年度大学発ベンチャー調査」で大学発ベンチャーの設立数が全国17位となっています。












